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「星空に魅せられてのめり込んだ写真の世界」稲田匡孝 アソシエイトプロデューサー

Q:これまでのキャリアは?

2018年4月に新卒で入社し、1年目はPM(プロダクションマネージャー)として、ロケ場所・撮影現場の準備や対応、制作スタッフの窓口、納品時の試写立ち合いなどの仕事をしていました。それらの経験を活かして、2年目からアソシエイトプロデューサーに。今はプロデューサーのアシスタントとして、クライアントから課題や実現したいことをヒアリングして、最適なソリューションを提案したり、それを形にする社内外の制作チームをアサインしたりしています。クライアントと直接対峙する機会が多いので新鮮です。

Q:アマナを選んだ理由は?

趣味の一つがカメラということもあって、「写真(ストックフォト)を扱う一番大きな会社」に興味を持ちました。制作の仕事に関わるなら写真に強いところが良かったので、制作関係の会社はアマナしか受けていませんでした。アマナを知るにつれて、幅広い業界や今まで知らなかった会社を知る機会が多いことに魅力を感じましたね。その当時アマナが手掛けたキャンペーン企画や地方創生に関わる事例を見て、僕もこんな仕事がしたい、と思いました。あと、趣味に繋がる人脈作りも期待できるかなと。

Q:どんな学生でしたか?

国内旅行が好きで、学生時代は田舎に行って星を見ることに熱中していました。愛知県の山の麓で育ち、小さい時から星を見ることが好きでしたが、星を“見る”から“撮る”に変わったのは、大学3年生のときでした。

写真を撮りたいとずっと思っていたものの高価なカメラにはなかなか手が届きませんでしたが、大学3年生の時に買いました。いざ撮影してみると……どうもおかしい。どうして肉眼で綺麗に見えているのに写っていないんだろう? この“どうして”が僕の心に火を点けました。上手く撮れるようになるため独学で学び、再度挑んだ撮影では肉眼で見えていない星まで写すことができ、「カメラはこんなにも捉えていたのか!」と感激しました。

Q:社会人になってからも続けていますか?

僕の写真好きは友人に伝染し、影響を受けてカメラを購入した同期のTさんと、カメラ好きの同期Nさんを誘い、3人でヒメボタルの撮影に挑みました。

本来なら蛍撮影において僕が初心者の2人に教えるべきなのですが、僕は現場に行ったらスイッチが入って無言になってしまって…。蛍が飛び始めるのは23:00からですが、場所取りで17:00に現場入りしました。待ち時間6時間でグッタリする2人に「見たら絶対に感動するから!」と説得しました。そうしたら23:00に一斉に飛び始めたんです。あれだけ愚痴っていたNさんが「来てよかった!」と言ってくれました。

Q:好きなことと仕事が繋がることはありますか?

撮影現場ではどうしてもカメラ機材ばかり見てしまいますが、写真エピソードが営業トークやカメラマンとの関係構築にいきていて、人脈が広がっています。

カメラの知識があることで、制作側の意図や気持ちがわかり、それをクライアントに直接説明できたり、僕が撮影した写真が動画広告の作例として使われたりと、色々なことに繋がっています。

あと、本社のある天王洲で、アマナが主催・運営する「PHOTO CAMP2019」というイベントに出展できたことです。これまで撮り溜めていた風景写真(東京駅、富士山から見た雲海、星空など)を「FLATLABO」(アマナの高品質なプリンター設備)で印刷してもらい、展示しました。たくさんの一般の方に見て頂いたんですが、作品を見るとみんな笑顔になったことが印象的でしたね。

Q:これから実現したいことは?

趣味を活かすという意味でも、天体望遠鏡の会社と一緒に星絡みの企画をしてみたいですね。地平線から180度星を見たことがあるんですが(その時撮影した写真↓)、宇宙の中にいる感覚になり、恐怖すら覚えました。写真ではどうしてもそのすごさが伝わらない。人口の明かりが全くなくても、星だけで意外と明るい世界があるということを知っている人が少ないので、その美しさをもっと知ってもらいたいですね。

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