Quantcast
Channel: 社員インタビュー
Viewing all articles
Browse latest Browse all 25

「クリエイティブの魅力を効果的により多くの人に届ける」海老澤 博人 プロデューサー

$
0
0

制作ディレクターからプロデューサーへ転身。コミュニケーション力と調整力を強みに、広告としてのクリエイティブの売り方・届け方を考える海老澤さんが目指すプロデューサー像とは?

Q:アマナ入社後の仕事内容は?

プロデューサー職として、2019年4月に入社しました。私の所属するワンダラクティブディビジョン(以下、ワンダラクティブ)には、CM・WEBムービーなどムービーコンテンツを扱う映像部門、映像+Web・グラフィック・イベントなどをトータルで扱うユニバーサル部門があり、私は後者でPM(プロダクションマネージャー)としてグラフィックや映像制作などの経験を積みながら、先輩プロデューサーと一緒に企画を考えるところから、プロモーションコンテンツの制作に携わっています。

広告代理店と連携して進める案件のほかに、近年は企業から直接プロモーションの相談を受けるケースも増えてきていて、制作進行だけでなく企画提案の役割を担うのもプロデューサーの重要な仕事となってきています。CMから、Webキャンペーン、イベントまで、広告コミュニケーション全般に関わるチャンスがあり、統合的に企画・制作を考えることはとてもやりがいがあります。クリエイティブ、クライアント、生活者の間で最適解を探っていく手腕と調整力が求められる仕事です。

Q:これまでのキャリアは?

新卒で入社した大阪の広告制作会社で5年間、制作ディレクターをしていました。とある大手メーカーとの関わりが深く、直案件でWeb・紙・店頭POPなど販促媒体の企画提案や構成、コピーライティングを担当していました。

前職は中小規模の会社だったこともあり、営業と制作を兼務することが多かったですね。そのため、コミュニケーション力やマーケティング戦略を考える論理的思考、コピーライティングを中心とした制作力など包括的に広告の基礎を養えたと思います。現在の制作現場でも、前職の知見を活かし、全体を俯瞰して何のためにやるのか目的を理解して動くことを心がけています。

Q:アマナを選んだ理由は?

色んな業種・業界の仕事ができることや社会的に影響力のある広告の制作に携われる機会が多いことは魅力的でしたね。入社後に分かったことですが、アマナは私の想像以上に多くの広告に関わっていました。

また、表現力豊かなフォトグラファーや映像ディレクターなどのクリエイターの存在も大きかったです。前職はコピーライター主体の制作会社だったので、ビジュアル表現への理解があまり得られませんでした。近年はSNSなどビジュアルの重要性も高まっていますし、社内のクリエイターと密に連携しビジュアルの制作をすることで、より良質な広告・コンテンツを提案できるのではと考えました。

プロデューサー職を希望したのは、メディアが多様化し優秀なクリエイターがどんどん生まれる中で、アイデアに満ちたクリエイティブを目の当たりにするたびに、自分はそこに追いつけないと感じ始めていたから。それよりも、そういった人たちとコミュニケーションを取っていいチームを作り、動かしていくことの方が自分の力を発揮できるかなと。面接では役員とユニバーサル部門のプロデューサーの2人から、制作プロダクションとして新しい領域にチャレンジしていきたいという展望を伺い、一緒に働きたいと思ったことも入社のきっかけです。

Q:入社して感じるアマナの人や職場環境は?

本当に「自由」です。自由=自律・自走することなので、働く目標を持っていれば会社を利用して成長できるけれど、なんとなく時間を過ごしたりお金をもらうために働くというモチベーションだと続かないかもしれません。アマナに来て驚いたのは、自分よりも若い20代前半のPMの人達が制作予算の管理を任され、さらには現場の組織マネジメントもしていること。スケジュール調整やお弁当発注などのささやかな仕事もこなしつつ、案件に関わる全ての人のニーズに応える「制作の指揮官」となって大きなプロジェクトを動かす経験は、貴重な財産になっていくと感じています。

会社のある天王洲は個人的にすごく好きです。アクセスは少し悪いかもしれませんが、運河や私道があって開放感のあるロケーションは、都心のオフィスビルで働くよりもストレスが少ないですね。職場では皆がフラットに接してくれるし、役員との距離感もすごく近いです。ワンダラクティブには、ものづくりが好きな人達が集まっているので、そのクリエイティブの売り方・届け方を考えていく僕らのようなプロデューサーが求められているのではないでしょうか。

それから、アマナはクリエイターの会社なので、論理よりも感性から答えを求めていくところが新鮮です。感性と論理が衝突することもありますが、「いいものをつくろう」とう気持ちは同じですし、何事も自分の考えを自由に発言する文化があるので、議論をしていても気持ちいいです。

Q:これからアマナで目指したい自己実現は?

ワンダラクティブのプロデューサーは、アマナの中でも一番クリエイターに近い存在のひとりです。クライアント側に立ちながらも、クリエイターをリスペクトしているし、誰よりもクリエイターの味方でなければなりません。だからこそ、クリエイターの表現とクライアントの広告をお互いが納得した上で、結び付ける力をつけたいですね。クリエイティブの力で、広告の域を超えて社会全体をもっといい方向に変えていければ本望です。(2020年1月取材)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 25

Trending Articles