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「経験をシェアして、新しいものを作り出す」中辻 梨絵 エディトリアルディレクター

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出版社からアマナへ転職。雑誌編集の経験を生かして、オウンドメディア『VISUAL SHIFT(ビジュアルシフト)』のさらなる成長を目指す中辻さんが見た新天地、アマナとは?

Q:アマナ入社後の仕事内容は?

『VISUAL SHIFT』の編集者として2019年2月に入社しました。アマナが持つ複数のメディアの中で『VISUAL SHIFT』は、企業の広報・宣伝・マーケティング担当者に向けて、役立つ記事をアップしています。社外にアマナのことを知ってもらい、企業からの案件発注のきっかけとなるインバウンド施策としてのメディアです。

私が入社したときは単発の記事が多く、1ヶ月で出せる記事本数も5~6本程度。おのずとPV数も伸び悩んでいたというのが課題でした。そんな中、編集部ではアマナが今後やっていきたいこと・目指していることを体系的に見せる方法を模索し、アマナの強みをテーマにした「特集」という形で記事を発信していくことになりました。その第1回目が2019年8月にスタートした「ブランディング特集」です。

『VISUAL SHIFT』では特集自体が初の試みだったので、まずはブランディング特集をやってみて、今後ブラッシュアップするためのベースを作ることが自分の役割だと考え、進めていきました。たとえば、特集の組み立て方、読後感をどうするのかといった内容の部分、デザイナーへの発注の仕方、制作スケジュールや予算管理なども含め、雑誌編集での経験や人脈を今の編集部で共有しました。ブランディング特集を無事リリースし、月だいたい10~15本の記事を安定して出せるようになり、PV数も右肩上がり、メルマガの登録数も増え、手応えと成果が残せたのは嬉しかったですね。今は編集部員が交互に特集を担当するという流れもでき、いい方向に進んでいると思います。

Q:これまでのキャリアは?

とにかく雑誌を作りたくて大学在学中から編集プロダクションに入り、編集アシスタント&ライターとして経験を積み、その後、女性向け情報誌を制作している出版社で約18年、雑誌編集とWeb編集を経験してきました。扱うテーマは、旅や女性のライフスタイル、など幅広かったですね。

というのも、私は異動が多くて約2年ごとに媒体が変わっていたんです。雑誌作りだけでなく、タイアップ広告や旅系ムックの新規立ち上げなどを任せてもらいました。特に新規立ち上げの旅ムックでは「奄美」特集が印象に残っています。この特集は1冊まるごとタイアップ本だったので、リサーチで1週間クライアントと奄美大島に滞在したり、イベントをやったりと、いい経験ができました。これがきっかけで、クライアントとの仕事の面白さを知りました。

Q:アマナを選んだ理由は?

タイアップが苦手という編集者は多いのですが、私は媒体を通してクライアントの言いたいことを読者に伝える、ということに面白さとやりがいを感じていて、クライアントと一緒に何かを作り上げていくことに興味を持っていました。それを雑誌という枠組みにとらわれず、いろいろな手法・手段を使って、企業の言いたいこと・伝えたいことをユーザーに届ける広告の仕事をしてみたいと思っていたんです。

そんなときに広告制作をしているアマナで『VISUAL SHIFT』の編集を募集していると知り、まずは自分の経験が活かせるところから広告業界に入ってみようと応募しました。普通、面接は緊張してしまうものですが、アマナはフレンドリーでかしこまらない雰囲気で、なんかいいなと感じました。それに、なんといっても会社がおしゃれ。その美意識の高さにも共感し、ここで働いてみたいと思いました。

Q:入社して感じるアマナの人や職場環境は?

個人の裁量に任されていて、やるべきことをちゃんとやればいろんなことに挑戦できる環境だと思います。その分、最初は戸惑いや“大丈夫かな私…”と不安に思うこともありました。でも、焦らずに毎日楽しく過ごせたのは、上司や同僚が事あるごとに「どう? 慣れた?」と気軽に声をかけてくれたのは大きかったですね。自由だけど無関心じゃないのが、私にはよかったのだと思います。

また、私はオウンドメディアの編集者という立場のため、社内のことを知るのは武器になるなと。なので、自分からなるべくコミュニケーションをとるようにも心掛けていました。その1つが、2019年アマナが40周年を迎え、それを機に立ち上がったプロジェクトへの参加です。入社から2週間も経っていないのに、プロジェクトに参加したいと手を挙げたことに、周りも驚いていましたが(笑)。アマナのやり方や考え方の縮図にも触れられ、いろんな部署の方とも知り合えて、参加してよかったです。こんな風に、入社したばかりでもプロジェクトに参加したいと言えば参加でき、「やりたい」ことをやれるのは恵まれているなと感じています。

Q:これからアマナで目指したい自己実現は?

いつかは広告に携わりたいです。今、『VISUAL SHIFT』の冠があって、社内では部署を越えて話ができ、外部でもいろんな人に会うことができて、私はすごく得をしていると思います。この環境を楽しみながら、もの作りをしていければと思っています。


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